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2学期のスタート

なかなか自然の中で過ごすことが叶わずに終わった夏休み。

森に行きたい母!

ようちえんがはじまることが楽しみでしょうがない母!

 

息子は、そんな母とは裏腹に朝の寝起きの悪さからようちえんに気持ちが向かない様子。

 

久しぶりのようちえんだね☆

 

と言っても、今日はおばあちゃんちに行くとかお母さんと仕事に行くとがそんなことを言う。

 

今日のフィールドは川遊びもできるけどどうする?と聞いても川遊びはしない!と言う。

 

川遊びの水着はいらない?一緒に荷物の準備をしながらも息子の気持ちはようちえんになくてこころここにあらず・・・。

 

そんな調子の息子と川遊びのセットを用意せずにようちえんに向かった。

 

ようちえんに到着して、思った以上に気温が高く息子も川を見て川遊びがやっぱりしたくなる。

 

けど、用意はない・・・

 

水着を持ってこなかったことに怒って、取りに帰りたい!水着が無いならようちえんに行きたくない!と言う。

 

水着を取りに戻る時間はないけど、どうやったら川遊びができるかは考えれるよねと息子に話しかける。

 

「水着がない」と言うことで怒っているようで、息子の中の感情がいろいろとあふれていてどう整理したらいいのかわからない感じになっているなと思いながら息子と向き合っていると、それに気づいた子どもたちやバイバイを終えた母たちが集まってきてくれて話を聞いてくれる。

 

そして、一緒にどうしたら川で遊べるか。一緒に考えてくれる。

 

かたくなに水着を着たいと話す息子だけれど、その表情がすこしづつほぐれていくのが見える。

 

ここには、私だけで無く息子に寄り添ってくれる仲間がいる。

 

私と離れたくない想い。ひさしぶりの森で不安も感じている。それに勝る川で遊びたいという気持ち。

 

自然の中で夢中を見つけて味わう心地よさ。それを共に感じることのできる仲間がいること。

 

それを思い出したのか、息子は笑顔で私から離れていった。

 

 

そして、お迎えの時間。

 

思いっきり楽しんで笑顔の息子がいた。

 

話を聞くと、朝の会も年長のお姉さんたちに挟まれ上機嫌で参加をして、川遊びも最後まで楽しんだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


この次の日も。また次の日も。

 

水着では無い問題で、あっちこっちに気持ちが向いてどうしたらいいかわからなくなってしまう息子との朝の時間をすごしている。

 

けど、最後には息子から離れていく。

 

気持ちが整うのを親子で感じながら。仲間と感じながら。

 

(年少保護者 ひろちゃん)

 

 

 

 

 


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