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自己信頼の構築

今日は朝から寒くて、手が冷たかった。

手がかじかむ季節がやってきた。

大縄を使って身体を動かすことから始まり、子ども達楽しんでました。

あったまったところで朝の会。

年長Mが先日、ピアノ発表会があり、見に来てほしかったけど

来てもらえなかったから、

今日はみんなにきいてほしいという気持ちから、ミニピアノを持ってきていて、朝の会で弾いてくれた。何曲も弾いてくれた。

 

冬の森の音楽会。

新鮮で気持ちいいー朝の会。

練習を重ねてみんなの前で弾きたいと自ら言ってやっている

Mを見て

こういう体験、積み重ねが自分への信頼、自信になっていくんだろうな。と思いました。

(私もがんばろ)

 

朝の会の健康チェックでは

元気かどうか順番にスタッフのゆかさんが聞いていった時、年少Sちゃんが最後がいい、と言い年中Sも最後がいい、と言い、

そこでなんでなん?とゆかさんが年中Sに聞いてみたら、無言でうつむき加減。

時間が経つにつれ、

Y

早く言って!と怒りだした。

他のKS達も

早く遊びたいーとなり出した。

場がザワザワし出すと、

みんなもザワザワする。

そこでIが、

大事な時間やろ、と言った。

ゆかさんがそれに続き

そうやんな、大事やんな。

と、みんなももう一度気持ちを落ち着かせて、年少Sと年中Sのことへ気持ちを寄せる。

 

 

こういうのを丁寧にすることが大事よなと、私もまた思い返す。

年中Sにスタッフちひろちゃんが寄り添って、気持ちの奥を聞いてみると、

最後がいいと言ったのは、本当にそうしたくて言ったんじゃなく、違うとこからきてるんじゃないか?

はるぴん(年中Sの母)が今日お迎えに来れないことへの寂しさと、まきちゃんが送ってくれることへの不安な気持ちなんじゃない?

 

とちひろちゃんが聞くと

年中Sは「うん、」と言った。

 

そうやったんやな、となり

年中Sの健康チェックは

だから元気じゃない、というで終わった。

年少Sも途中で最後じゃなくていいと、ゆずってくれた。

 

今起きてる事象とは違うところからきている気持ちが、今に影響を与える事で、今の気持ちがズレたり複雑になってくるよね、と振り返りでも話しをしていた。

不安な気持ちを感じたその時にそのまま伝えることや、言えなかったとしても、自分で感じて受け入れること、がそのままの自分を生きる上で大事だな、と自分を振り返っても思いました。

自己信頼や自信って

そういう体験の積み重ねで

みんなに気持ちを伝えて、受け止めてもらえたり、支えてもらったり、寄り添ってもらったりして、こんな自分で大丈夫、これでいいんよな、という感じで養われるんだなと思い、

 

自分とも重ねて考えてました。

自分の大切にしている在り方や想いが私もずっと昔からあって、それが今になって、改めてやっぱり私の大切にしていることはそれやんな、となる。

でも、なんでそれを社会に出た時に生きづらくなってしまったり、自分が学校や社会で仲間と作れなかったのか、なんで作ろうとしなかったのか考えていて、

 

やっぱり、家族、仲間との対話、気持ちの伝えあい、主体的に動く体験、失敗成功体験があまり無いから自信がつかないし

自己信頼できないからやんなと

今日、また分かりました。

 

在り方があったとしても

それを体現することがほんとに

私もできなくて。

それを保育に入って学んで、また家庭にもつなげて、自分自身にもつないでいきたいなと思います。

 

朝の会の後は

毛糸が最近途絶えてきているから、

私も久しぶりに毛糸をやってみた。

指編み。こういうのも代々受け継いできてるんだなと。

(編み物も、私もおばあちゃんに教えてもらって子どもの頃やったことあったけど、今は忘れてできない。

 

自分自身も途絶えてる…)

今日はKがちひろちゃんと指編み頑張ってやっていた。

しかのぬいぐるみ用に作ったから、今日はおそろいで自分用に

ということらしく、

理由がめっちゃかわいい。

おれ、かっこいいのも好きやけど、かわいいのも好きやで。

と話してくれたK

頑張って長いの作ったけどあと一息で、途中で年中Kと年少K達が戦いごっこしている方が気になって行ってしまった。

でも、ちゃんとそこは

ちひろちゃんが

今一旦終わってまた続きやるの?それとも、もうやめるの?

と話しして

「今はやめるけどまた続き作る」と言っていた。

 

それもすごい大切なことだなと

思って聞いていた。

編むこと一つでも、今日は〇〇のマフラーを作ると決めて、それを最後までするか、途中でやめるか、それだけで体験が全く違うものになる。というのを

またまた自分にも置き換えて考えてみた。

やりたいと思ってやり始めて中途半端にしていることが頭に浮かんでほんとに胸痛い。

以前に息子のSがくれた長いマフラーを思い出して、ほんまに自分と色々対話しながら、やり遂げたんやろなと、すごいなと改めて尊敬しました。尊敬している場合ではないんやけど。

この子ども達の意志の強さを

大切にしたいから、私も見せていかないとなと身に染みた一日

でした。

 

KSちゃんも、今日指編みデビューしました。2人とも

すごく嬉しそうだった。

 

家でもできるといいなと思いました。

あと、ばらさんは竹滑り台作りの続き。

段々と三学期に向けて5人での時間が濃くなっているのを感じました。

横のつながり、関係。

またそれも自分につながって、

私も昨年やっていたな、今年はどうやろと省みて、のいちご母さんとも、またこれから

楽しみにやっていきたいな。

 

 

全部が自分に返ってくる一日でした。今日もありがとうございます!

 

(年少保護者 さっちさん)


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