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秋深まる~子どもも大人も次のステップへ~

 

毎週金曜日の午後に、保育スタッフと保護者が集い

その週の子どもたちの姿をシェアする時間。

子どもたちが次のステップを踏んでいるという話をした。

 

朝の時間、お母さんとの「バイバイ」が辛かった状況から

もうその体験は十分味わったと捉えたスタッフさんは

「自分で立ち」「友達との関係を織りなしていく」段階にきた子どもたちを後押しする環境設定をしてくれた。

 

すると、これまでお母さんから離れられなかった子も

スッと“自分で”歩き進みようちえんに入っていった。

大人が拍子抜けするくらいに。

 

初めから決められた「境界」で「別れさせられる」のでなく

「自分から」進んで行くことに大きな意味があり

ウィズ・ナチュラではここをとても大切にしていることを

みんなで確認した。

落ち葉が落ち、生き物の活動が静まり、寒さも厳しくなる秋

生き物を探しめいっぱい走り回っていた子どもたちは

季節の移り代わりと共に、内面を深めていく時間を過ごす。

この子どもたちの育ちを大切に見守るには、家庭ではどんな関わりができるかな。どんな時間を過ごしたいかな。

 

子どたちの深まる内面を、より丁寧に感じる。

子どもたちがつくり出す世界観を、大切にする。

やりたい、を一緒にやってみる。

・・・

 

子どもが自分で立ちはじめたとき、

大人も「自分で立っている?」に向き合わされる。

大人も、次のステップが来た。

 

(年長児保護者 りえぽん)


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