〈朝の会〉
朝の会の前、年少Ⅰくんと年少Yくんの関わりでYが泣いた場面があった。
その時私は泣いたところからしか見てなくてYとⅠとひ とりずつ声をかけて、ⅠがYを押してYが高いところから落ちたという 場面だったと認識した。
その後スタッフゆかさんがYに声をかけていて朝の会で何があったか 聞いてもらうとなった。
その朝の会で、
私がひとりひとり個別に聞いたのと
みんなの前にそれぞれが出していくとのでは、
言葉の出方も向かう方向も
違ってくるなと感じた。
私は自分がYとⅠから聞いた、 それぞれの最初の言葉で、 無意識に自分の経験などから何があったか想像したところもあり、 その自分の想像がそうだと決めてしまっていたなと気づいた。
多方向からとらえたり、
点で見ず流れで見るということだなと思った。
ひとりずつでなくみんなで捉えると、 それぞれの言葉から私の想像でなく実際の流れがわかった。
みんなで把握出来る
誰かに起こったことは自分に関係ないことでは無い
この日の出来事を話したことから、 前日のⅠとYの関わりや気持ち出すきっかけにもなった 。
ランチの時間、
Yが
「朝の会聞いてへんかったんで」
と言った。
Ⅰが?
Yは聞いてなかったと思った?
あいちゃんは聞いていたよ
何回か言葉を交わしたけど
Yは
「聞いてへんかったんで」
とずっと言っていて、 なにか別のことが起こってそれ以上話さなかったけど、
Yは
まだ伝えたいことや確認したいことがあったのかもと後で思い、 その思いまで聞けたら良かったなと思った。
朝の会でⅠと起こったことをみんなで話してる間、Ⅰの顔を見る度に口がへの字になりグッとこらえる顔のY。
Ⅰとのなりたい関係や分かり合いたいという気持ちを感じた。
〈縫い物の時間〉
裁縫は自分で作り上げた時の達成感が気持ち良いし自分オリジナル の物が出来上がるのがとても嬉しい。
作業中はそれぞれから
次はー!
まだー?
早くー!
が飛び交って
うおーまってーー! となった瞬間もあったけどそれもみんなで感じながら進めていけて 楽しかった。
みんな自分の巾着が出来上がるのを思い描いてとても集中していた 。
途中蛇を見に行ったり
ほかの遊びを見に行ったり
ランチも挟んだけど、
完成させて持って帰るという気持ちに向けて縫い物の時間に気持ち を戻してきていた。
年中Kくんはランチの時間を少しすぎてもやりたいと、 ランチの準備はしつつ、食べ始めるのを少し遅らせて完成!
終わりの会後、年長Mちゃんと年長Ñちゃんも完成させたいからお母さん達に少し待ってもらえる
一緒にやり切れてとてもきち良かったし嬉しかったです!
私も縫い物チームに集中していて周りはほぼ見ていなくて、 自分のことに集中して良いという思いと、 それだけでいいのかという思いとあった。
振り返りで私が裁縫コーナー担当していることで、
スタッフさんがそれぞれの視点で同じ場面を見る時間をとれたと話 があり
そんな役割にもなっていたのだと思えた。
今日の縫い物チームを見て、
年中Tくん、年中Kくん、Iくんも、縫い物をしたい
Tくんは縫い物がしたいから染めからしたいと話してくれました!
年少Sちゃんは
両サイド縫ったところで
時間が来たけど、
ようちえんでまたあいちゃんと続きをやりたい
と言ってくれたのも嬉しかったです。
表情もスッキリしていたように感じたし、
振り返りでも、SちゃんはSちゃんの時間をやり切ったんだね
と話しました
年少保護者 あいちゃん
コメントをお書きください