健一自然農園さん

健一自然農園さんの茶畑へ行かせてもらいました。
ナチュラっ子14人と大人数名で自分達でお茶摘み、煎る、揉むなどの工程を経て、できたお茶を飲ませて頂くという、なんとも貴重な体験をさせてもらいました!
山添にある瑞徳さんというお宅でされていてステキなお家でした。ここにしか無い名字だそうです。
子ども達がこんなにたくさん来たのは初めてじゃないかなぁー
ご先祖さんも喜んでるわーと。
言われてました。
山添には室生時代の仏像が残っていて
国宝級だそうで、
泥棒にも盗んまれたこともあったけど、また戻ってきたそう。
最初に朝の会で子ども達へ
お百姓さんのお話しがありました。
お百姓さんって知ってる?て質問しながら
昔の暮らしの話しが出ました。
昔は商人や武士とお百姓さんがいて
ほとんどがお百姓さんだった。
五反百姓という言葉も教えて下さいました。昔は田んぼを五反こしらえていたら子どもを育てられたそう。
また、そんな言葉も子ども達は聞いてるので
話ししてみたら面白いかも。
Sがポンポンと健一さんの質問に答えたり、言い当てていて、繋がりまくっていた。思いついたことを言って健一さんとの話しの展開どんどんしていってた。 お百姓さんを覚えておいてねーって
健一さん言われてました。
蓮の話しもありました。
仏さんがのっている花。
Sが蛙ものってると言ったら
健一さんが、蛙にも仏が居ると言われていて大切にされてるねんと。
工房にはお茶乾かす機械やいな縄を作る機械などがあり、説明して下さいました。
そこからいよいよ
みんなで腰に籠をつけ、お茶摘みへ。
濃い緑の葉はほっこり茶。
黄緑の小さめの葉はすっきり茶。
どっちがいい?と好きな方の葉を選んで
2つのチームに分かれてつみました。
みんなそれぞれのペースで楽しそうに摘んでだり、喋りながら摘んだり、私はRと摘んでました。
楽しみやなぁーどんなお茶になるかなー
Rくん、こんなに摘んだよー
ワクワクしながら摘んでました。
Aも近くに居てて、最初はしばらく草を結んで遊んでいて、私も気になって声かけつつやっていたけど、なかなか草を結ぶことから離れられず、、
途中からスタッフと葉を摘み出していて
よかった〜と思ってました。
お茶は私も普段飲まないし、子どもとお茶の話しもしないから、この葉が飲むお茶になるというイメージしにくいのかなぁと思いました。
これがきっかけでお茶に興味が出ること間違いないなと思います!
私もそうで、お茶摘み初体験でお茶そんなに好きじゃない人でしたが、
今日行って、お茶ってすごく面白いなぁと
お茶への興味が出てきました。
健一さんがお茶の葉の気持ちになってみて。
お茶は人の心と一緒やねん。みたいなことも
最初言われていて、
摘んだ後に葉を揉む時に
スタッフが、優しく優しく。美味しくなってねーってずーっと言いながら、子ども達と触っていて
私も優しく優しくと意識して触っていて、
それもほんとに人と一緒。大切なところやなぁと思いました。
どんな自分も大切に優しく扱ってあげようと感じました。 
お茶を煎る時
鎌全体を使って煎る
どの葉にもむらなく均一に熱がいくように
と言われてました。
これも面白くて、それぞれ色んな葉が混じっているけど、煎る時は均一にしてあげないと焦げたり、蒸れていたりする。それは良くないらしい。
これが私のお茶への魅力を感じたし、なんかツボでした。
あと、
お茶の葉のどこを切りとっても同じ。
その捉え方が印象的でした。
その時その時のお茶の葉の味を感じられる。
オリジナルのお茶が出来上がる。
一貫性を感じました。
それも本質的というか、人の在り方と一緒やなぁと。
お茶の木から伝わる目に見えないところを
健一さんが観せてくれているような1日でした。
まだまだ伝えられていないところありますが、長くなるのでここまでにしときます!
今日は本当に世界に一つな時間でした。
幼稚園児がお茶摘みからお茶にしたのは
初めての体験だそうです。
この年齢で体験したのは
世界に一握りの人しかいないよと健一さんのご両親さんが言ってはりました。
だから、ほんまにここから個々で未知な広がりがあり、そっから色々つながっていくんだろうと感じました。
今日は本当にありがとうございました!!
(年少保護者 さっちさん)

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