今年度に入って、お母さん当番がまた始まりました!
年少の新のいちごさんとじっくり接するのは初めてで、たのしみ!
朝の会、絵本を持ったスタッフさんの真ん前に立ったKくんに他の子が
「どいて!!」「見えない!!」と声を上げた。
Kくんは次の瞬間、さっとどけて輪から外れてすごく怒って、切り株をパンチしたり
一人で走り出した。ほかの子どもやスタッフが追いかけても逃げる。
Kくんが走っている間、朝の会ではKくんがこうやってどこかへ行ってしまうことが前にもあったよねという話を
スタッフが子どもたちに問いかける。
何故Kくんは怒ったのかな・・・
どうすればよかったのかな・・・
子どもたちの意見が飛び交う。それぞれに、Kくんの気持ちになってみる。
「伝え方が違ったら、嫌な気持ちにならなかったのかな~」
正解は言わない代わりに(正解なんてないけれど)
ふんわりとその余韻を残しつつ、今日の絵本はそんなことが書いてあるかもね~と
「やさしさと思いやり」の絵本を読んでくれる。
Kくんが落ち着いてから、別のスタッフがKくんに聞いた。
「なんで怒ってたん?」
Kくんは「言い方が怖かったから」「怒っていたのが嫌だった」
と、話してくれたとのこと。
時分がカッとなった時の気持ちを知ること、
それを言葉にして伝えること、
そして周りのみんなは、どうしたら嫌な気持ちにならなかったのか?を皆で出し合って考える。
幼少期からこの体感を積み重ねていけること、本当に素晴らしくありがたいこと。
一人ひとりの根っこのところが、少しずつ着々とつくられているんだなぁと
今日もしっかりと感じたお母さん当番でした。
そして、朝の会の時に「今日の森はどんな森かな?」と
皆で感じた森が、心に温かく残っています。
さわさわと音がする。
虫が鳴いている。鳥の声がする。
人間の声もする。
そよ風を感じる。
「ね~、見てみて!木が笑ってる!」
と嬉しそうに言ったSくん。
「あ!ねぇねぇ、木は踊ってるんじゃなくて
こうやってさわさわってやってるんだよ」(翼をはためかすように)
と真剣な表情のYくん。
ファンタジーを生きているなぁ。
素敵やなぁ。癒されるなぁ。
また明日も森に来たい!そう感じました!!
(年長保護者ちぃちぃ)
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