令和2年度卒園式が天理市長滝町にて開催されました。
子どもたちは卒園・進級を意識するようになってからというもの毎日のように自分の心と向き合い、折り合いをつけるのではなく、それぞれが次のステージに進む準備を行っていました。
誰かに言われたからやる、ではない。
誰かが決めたらから従う、でもない。
いつも通り、自分たちで決めて自分たちで実行する。(時々は大人の手も借りながら)
時には感情が爆発したり、気持ちがすれ違ったりしながら、ただ前を見て進む子どもたち。
全部感じて、自分を受け止めて、仲間を案じて、未来を描きながらの日々。
そんな日々を乗り越えて迎えた卒園式。
天気は晴れ!空と大地のあいだでこの目が見たものは、しあわせでした。
それはウキウキハッピーなしあわせではなく、悦びと哀しみがぐちゃぐちゃに混ざっていて、ほんの少しほろ苦い、そんなしあわせでした。
旅立つ人たちと見送る人たち。
この境目には何があるんだろう………
昨日と今日。
その境目はどこにあるんだろう………
卒園式最後のプログラムは卒園児のやりたいこと“かけっこ”!
やり切った子どもたち。その一点の曇りもない晴天のように晴れやかで誇らしい姿をみんなが笑顔で包む。
あぁ、さみしい。うれしいけど、さみしい。
明日も明後日も傍に居て欲しい。
でも、もう「さよなら」なんだな。
しあわせの苦みをありがとう!
森のようちえんウィズ・ナチュラ
年中児保護者クーチェ
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なお (金曜日, 19 3月 2021 19:32)
ほんとにしあわせの苦味。。
この何とも言えない感情を味わうために、その感情を共有するために
地球に生まれて、出会ったんだなぁ。。
豊かだなぁ!
出会ってくれてみんなありがとう♥
あっきー (金曜日, 19 3月 2021 23:01)
卒園児とその母達が、最高にかっこよく、魅力的で、幸せに満ちていた。
取ってつけた見掛け倒しのものでなく、3年間積み上げてきたものにしか出せない姿。
はぁ、幸せの苦味をありがとう。
卒園児保護者くみちゃん (土曜日, 20 3月 2021 09:24)
悦びと哀しみが混ざった幸せがあるなんて体験してみてわかったよ。
会場に到着した瞬間に感じた送り手の溢れる愛情に嬉しさと感謝と、ここから旅立つ淋しさを感じた。
卒園式では、彼のここでの成長が思い返されて込み上げてくる感情が抑えきれなくて涙が流れ出た。
帰る時、今まで当たり前のように居たこの場所にもういつものようにいられないことを感じて哀しくなった。もっと皆んなとそばにいたい。そう感じて淋しくなった。
こんなふうに強くおっきな感情が湧くのは出会ってくれた皆んなのお陰。
本当にありがとう。
彼はもう前を向いている。
私も前を向いて歩いて行こう。