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おむすびの会~集大成~

想いの込もった手作りの招待状をもらった日から、家族みんなで楽しみにしていました。

卒園児の小学生の姉とは、初めておむすびの会をナチュラに伝えてくれた、奄美大島の伝統発酵飲料ミキ伝道師のたまちゃんと一緒におむすびを結んだ日のことを懐かしく話していました。

『お米には一粒一粒に神様がいるんだよ~』
『台所は神殿だよ~神社にいかなくとも家には神様がいるんだよ』

たまちゃんが伝えてくれたあの日から、ナチュラでのおむすびの会が始まり、代々子どもたちを通してその想いは引き継がれてきています。

今年度はおむすびの会にお当番で入ることが多かったけど、今日の姿は集大成というだけあり、これまでにない、我が子ながらも今日の娘の米と自分と繋がり、向き合う所作や姿勢の美しさに惚れ惚れしました。

いつもはいない家族が観にきてくれている状況で、周りが緊張でソワソワする中、そこに流されることなく始めから終わりまでどっしりと自分と繋がる姿に、森で過ごしてきた3年間(3年半)の成長を実感。何度もその姿に目頭が熱くなりました。

あの怒りまくって叫びまくっていた、きのこ(未就園)~のいちご(年少)時代の娘の姿からは想像できない。。

お米を包む手のひら、一粒一粒を感じながら洗う姿から、やっぱり食は命に繋がってるんやなぁ、日々、家族のご飯を作れることにもっと誇りと感謝を忘れずいたいなぁと感じていました。

そうだった!
ミキ伝道師のたまちゃんの言葉からもこのことを教えてもらったんだった。
「お母さんは、家庭の神殿(台所)を守ってるんだよ。何も特別な料理を作れなくとも心を込めてお米を炊いて、おむすびを結ぶ。それだけで十分」って。

母である価値を娘の姿から改めて感じていました。

おむすびを握ってくれている時も、家族の一人一人を想って心をこめてくれてるのがほんとこちらに伝わってきて、私のもとに渡されたおむすびは塩加減もばっちり。とても優しくて温かく本当に美味しかった。

おむすびの会集大成に家族みんなで参加出来てほんと良かったです。

たまちゃんから受け継いだおむすびの会。
スタッフのはなちゃんから、ナチュラの子どもたち、子どもたちを通して私たち大人たちにも引き継がれていってることを体感できた時間でした。

卒園しても家庭で繋げていきたい。
今日この体感ができたことに感謝です。

 

年長児保護者 なおちゃん


森のようちえんウィズ・ナチュラ季刊誌サステナme協賛企業様