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からっぽになって

今娘はナチュラ年中ですが、0歳児の頃から入園直前まで親子で参加していた親子組はぐみぃ。結婚を機に移り住んだこの土地に知り合いは少なく当時孤育て真っ最中だった私は、外との交流と何もしない時間を求めて、まだハイハイの娘を抱っこして参加していました。

家に閉じこもっていると「やりたい」より先に「やらねば」と「できない」が押し寄せる日々。小さい子を連れての外出は始めこそ準備やら何やら腰が重かったのですが、娘と外で過ごす時間と他のお母さんたちやナチュラのスタッフたちとの交流は、心身ともに疲れていた私のこころとからだを慰めてくれました。
あの頃とは形態も人も環境も違うけど、同じ穏やかな時間が流れているはぐみぃ。

ようちえんより短い周期でメンバーが変化していくはぐみぃでは、子どもを真ん中にしつつも、お母さんたちの輪もとても大切にされています。それぞれが“それぞれの”そして“みんなの”はぐみぃ時間をより良いものにしようと、率先して考え行動に移すお母さんたち。

やってみたい!けど、ちゃんと出来るかな…迷惑にならないかな…やりたいって声出すの怖いな…思いをひとつずつみんなの前に出す、その事だけでも色々感じて考えて、また感じて考えて。たまに1人で抱え込み苦しくなったり。
それぞれの想いを抱えながらはぐみぃに来ては、日常の些細な出来事を聞いてもらったり、ずっと心にある何かの種を恐る恐る見せてみたり。

そんな時間を過ごすお母さんたちと、自然の中で自分と、友だちと自由に遊ぶ子どもたち。

はぐみぃでは、何も考えずぼーっと娘と遊んでいた私。
いつも何か考え、何かしている今のはぐみぃのお母さんたちすごいなぁと思う反面、もっと委ねてぼーっとしてもいいんじゃないかなぁとも思ったり。そのためにようちえん保護者としてもっと出来ることがあるなぁと反省したり。こうして体験して感じたことをみんなに返して循環する。


いつも同じじゃなくていい
みんな同じじゃなくていい
ただそこに居るだけでいい
ただそのままで居ればいい

今の自分を確かめに、ミライを描きに、何度でも遊びに行きたくなるはぐみぃは、私の、みんなの“たいせつ”がぎゅうぎゅうに詰まったおもちゃ箱。
お母さんたちも子どもたちも安心して遊ぶ、試す、失敗して学ぶ、成功して喜びを共有する。そんな幸せオーラの中で過ごして欲しいな。そんな優しい気持ちになれたはぐみぃ時間でした。

「ありがとう」

 

ようちえん保護者 クーチェ


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コメント: 1
  • #1

    クーチェ (土曜日, 28 11月 2020 22:34)

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