〈虫や生き物たちと森で共生するためのスタイル〉
一年を通して、季節や天候を問わず外で活動する森のようちえんウィズ・ナチュラ。
スタッフもナチュラっ子たちも基本は長袖・長ズボン。季節によって活発に活動する虫や生き物たちまた植物にも注意しながら、服装でも出来る“身を守る”“快適に過ごす”を実践しています。
外遊びの参考にぜひ!
森のようちえん全国ネットワーク連盟より
第1期の「森のようちえん団体安全認証」を受けた団体として、
ウィズ・ナチュラも掲載していただきました!
だから安全、ということではありません。もちろん。
こども達の安全を確保すること、の中にはやってみることで危険を知ることもあります。
こども達の自主性や探究心を大事にしているけど、あえて「やらない」という選択が必要な場合もあります。
でもいずれにしろ大事なのは大人がアンテナを張って意識しているかどうか、
のびのびと遊べる環境への準備や配慮を怠っていないか、
壁や仕切りのない戸外での活動がメインだからこその配慮。
細かく言えばキリがないですが、こどもは大人の想像を超える行動をすることもしばしばあるので、これからは一層気を引き締めてこども達を見守っていきます。
だからといってピリピリはしません。
自然の中でこころもからだも解放しながら、でも安全には配慮しながら。
森のようちえん団体安全認証
http://morinoyouchien.org/ninsyodantai
毎年、スタッフとようちえん保護者でKYT(危険予測トレーニング)を実施しています。
フィールドを散策しながら周辺に潜む危険を予測しながら観察していくトレーニングです。
少人数のグループに分かれて、何度も歩いているはずの場所を意識を変えて歩いてみる。
山だから、川だから、戸外だからの危険ではなく人為的な物が多い事にも気づきました。錆びたり変質している様々な放置ゴミ。
そして子どもたちが散歩に出かける森の中でも、トレーニング。見通しの良くない場所での集団行動で気をつける事や森の中に潜む様々な生き物について学び考えます。
リスクマネジメントについてのミーティングでは、ポイズンリムーバーの使い方講習、緊急時の連絡、病院、保険について、団体安全認証についてなどの話をします。
また、それぞれの子どもの体質や傾向を共有する時間を持つ事でいざという時に適切に対応出来るよう心の備えも必要です。
危険を排除するのではなく、子どもたちが出来るだけ安全に過ごせるよう、安心して遊べるよう配慮する。そばにいる大人として、出来る事を1つずつ。