nøgle~オススメ書籍~


“nøgle(ノイレ)”は“鍵”という意味のあるデンマーク語です。

このページでは、森のようちえん関連、自然保育やウィズ・ナチュラのエッセンスを感じていただけるようなオススメ書籍をご紹介します。

・山羊座新月のオススメ図書2021.01.13

「みんなのちきゅうカタログ」監修 ソーヤー海/絵 川村若菜/文 福岡梓

・射手座新月のオススメ図書2020.12.15

「北欧の森のようちえん」リッケ・ローゼングレン著 

ヴィンスルー美智子/村上進 訳

・蠍座新月のオススメ図書2020.11.15

「非認知能力の育て方-心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育」ボーク重子著

・天秤座新月のオススメ図書2020.10.17

「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン著

・乙女座新月のオススメ図書2020.9.17

「常識を変える!親子で伸ばす自然な子育て」岡本麻友子著


山羊座新月のオススメ図書

2021.01.13

〜みんなのちきゅうカタログ紹介文より〜

この本は子どもたちへ向けた、希望と命の世界への招待状です。

1章:食べる (食育)

2章:つくる (創造と消費)

3章:エッジで遊ぶ (多様性と挑戦)

4章:デザインする (生態系と関係性)

5章:与えあう (ギフトの精神)

6章:立ち止まる (心の観察)

7章:続けていく (持続可能な社会)

8章:生きる (生き方の選択肢)

不思議と引き寄せられるようにこの本に出会った。

〝これから色々な世界観に触れながら成長していくであろう彼らの心が、いつでもふと思い出せるように。〟

そんな気持ちで年長と年少だった我が子の絵本棚にそっと並べたのは2年前のこと。

好奇心をくすぐられて開いた時に自分のペースで読めるように、彼らがワクワクしそうなページには漢字にふりがなをふって。私の好きなページにも。

しばらくして読み始めた長男の最初の感想は

〝こんなこと書ける人、ほんとにすごいね〟

だった。

本を書く人はたくさんいるし、そりゃあみんなすごいのだけど。ありきたりな言葉だけど、その奥にはワクワクする気持ちや、もしかすると人間の生命の本質は子どもの方がちゃんと知っていて(大人は忘れてしまっている)そこに心が動かされているのを感じた。

小学2年生になった長男は大好きな魚釣りがきっかけで海洋汚染や海洋プラスチックについて興味を持ち、関連した雑誌や絵本を集めるようになった。

子ども向けの絵本であっても知らなかったことだらけ。今地球で起きている現実を目の当たりにし、どうしようもない気持ちになり大人の私は逃げたくなる。

子どもたちには、こんな大変な地球でごめんなさい、と申し訳ない気持ちにさえなる。

〝地球のことがもっと知りたい。自分たちが住んでいる地球でどんなことが起きているのかをもっと知りたい。〟

地球の現状を知ることで未来を悲観したり、絶望感でいっぱいになったりしないかな?

当時7歳の彼に今の地球の現実を受け止められるのかな?

正直そんな気持ちもあったが、

〝たくさんの人に今地球で起きていることを知ってもらいたい〟と言う彼が、数ある本の中でみんなに一番読んでもらいたい、知ってもらいたい本は〝みんなのちきゅうカタログ〟と答えた。

理由は〝ちきゅうカタログには地球のおもしろいことがたくさん書いてあるから。地球のおもしろさや楽しさを知ったら、みんな地球を好きになる。そうすると地球を大切にするし守りたいと思うようになるからさ。〟

我が子ながら、驚きの視点と発言だった。

彼が一番伝えたいことは今地球で起きている現状ではなくて、地球のおもしろさと楽しさ。

つまり、

この美しい地球に生まれたことの歓び。

危機を感じて地球を守らねばという使命感を背負うのではなく、自分の生まれた地球の美しさやおもしろさを知った時に、この地球を、自然や生き物を、そしてそれらと共に生きている自分はどうしたいのか?ということ。

〝地球も人間や生き物と同じ生き物。生きてるねんから。〟

子どもたちから湧き出てくる地球を守りたい気持ちは、不安や恐れがベースではなく、愛がベースにある。それは、本来の人間の生き方在り方とも繋がる。

この冬の次男へのクリスマスプレゼントも『みんなのちきゅうカタログ』

自分だけのちきゅうカタログに大喜び!

これからの時代の地球を生きていく彼らの人生に、そっと優しく寄り添い続けてくれることを願って。

 

大人も子どももワクワク。

自分の中の自然に出会い、地球への愛を思い出す一冊です。

 

〜みんなのちきゅうカタログより〜

 1 地球を大事にすること

 2 人を大事にすること(自分のこともね)

 3 みんなで分かちあうこと、与えあうこと

 

ウィズ・ナチュラ保育スタッフ ちひろちゃん

~管理人のつぶやき~

「無」敵になる。

本書に出てくる数あるメッセージの中でも

この言葉が私の心を掴んで離さない。

「無」ってなんだかマイナスなイメージがあるけど、

よく考えたら「無」なのだから

プラスもマイナスもない。

世の中の大体のことは

小学一年生で学ぶ足すと引くで事足りる。

無いものの存在を証明することはとても難しいけれど、

既にあるのなら簡単だ。引けばいい。

足りない事が分かっているなら足せばいい。
ワクワクが止まらない。 


射手座新月のオススメ図書

2020.12.15

コペンハーゲンの少し北にある森のそばにある茅葺き屋根の建物にある私立のルドルフ・シュタイナー保育施設「こども島ボンサイ」。

著者はこの施設の共同設立者であり園長のリッケ・ローゼングレンさん。私たち日本人に馴染みのある言葉「ボンサイ」という名前を選んだのは、それが日本語で“よく手入れされた小さな木”という意味で、盆栽と同じように、小さなこどもには愛情という栄養と、時間、そして発達のための適切な枠組みが必要だという意味が込められています。

原題は"Child of nature"「自然の中の子ども」だけではなく「子どもの中の自然」をも意味しています。

 

序章の中ではこの本の目的を「子どもにとって自然がなぜ、どれほど重要なのかを明らかにすること」だと記し、子どもにとって何がどれほど重要か、子どもと接する大人や保育者の望ましい在り方、森のようちえんと通ずるシュタイナーの理念、幼稚園という枠の中での教育、などに関して、時に論理的に、そして感覚的に、経験に基づく知識を美しい写真の数々で読者のイメージを膨らましながら伝えてくれています。

また森のようちえんに自身の子どもを通わせたりと実際にその世界に触れているお二人の邦訳は、角のないなめらかな文章で、この本で著者が描こうとしている世界を日本の読者に淀みなく伝えてくれます。

 

本の冒頭「日本の読者の皆さまへ」というページにてその意味をひとことで表す言葉が見つからなかったと紹介されているデンマーク語

nærvær」(ネァヴェア)-その場に存在し、今そこで起きていることに関わる。自分の行動を意識して、ともにいる人にしっかりと心を向ける。単に傍にいるといった物理的・身体的状態ではなく、共通体験をすること。

そして自然の中で私たちは、今その場に在る、ということを実感し、よりに「nærværende」になれる。という文章が深く心に残っています。

ルドルフ・シュタイナーが唱道した人智学=アントロポゾフィーに関する書籍を数多く出版するイザラ書房では「職業として幼児教育にたずさわる方や、この年代の子どもをもつ保護者だけでなく、自然の中での子どもの成長と発達に興味のある、すべての人を対象に 書かれています」と紹介されています。子ども、に限らずかつて子どもだったすべての大人たちにとっても得られるものや日々の生活に取り入れられる新たな視点、ある在り方の基軸、そして興奮と安堵を感じられることと思います。

そしてもう一つ、心に残る文を紹介したいと思います。

~今こそ私たちが責任を持って、かけがえのない自然とのつながりを回復するときです。それによって、私たちは自然を、そして自然を通して私たち自身を、もっと深く理解することができるでしょう。~

 

静かな雪の夜。ぜひこの本を手に、あなた自身の新たな冒険へと旅立ってください。

幸運を祈っています。

~管理人のつぶやき~

一人の子が座って、木に寄りかかって休んでいます。

先生が尋ねます「疲れたの?」

子どもは答えます「ううん、タイクツしているの。

タイクツした後は、とっても楽しく遊べるからね」

 

狭間に委ねる。。。楽しみのために。。。


蠍座新月のオススメ図書

2020.11.15

OECD(経済協力開発機構)が先導する、2030年を生き抜くための教育の指針を示した「Education2030」は予測困難な時代にも持続可能な社会を作るためには変化に対応できる人間を育てるしかないとし、未来に向けた教育を提唱しています。そこで重要とされている3つの力【新たな価値を創造する力・対立やジレンマを克服する力・責任ある行動をとる力】はいずれも「非認知能力」であり、子どもの将来や人生を豊かにする一連の能力であり、幼児期に伸ばすのが大事だと言われています。

 

文部科学省による学習指導要領でも言及されている「生きる力」

 

本書では「非認知能力」は“数字で表せない、豊かな「人間力」と「生きる力」”とも表現されています。

一度身につけたら生涯財産になるとも言われているこの見えない力である「非認知能力」とは何なのか、なぜこれほどまでに重要視されているのか、などが科学的根拠を基に書かれていると同時に、全米最優秀女子高生を育てた母親である著者自身の子育て中の躓きや自身の葛藤なども赤裸々に綴られ、読後は著者と一緒に泣いたり笑ったりしたような感覚さえ覚えます。

 

難しい言葉は使わずに、今日から家庭で実践できることが説明されており、よし!やってみよう!という気にさせてもらえます。

「非認知能力」とは何か、から始まり、家庭で実践できる非認知能力の育て方の具体的な取り組みを筆者の経験エピソードを交えながら紹介。後半では子どもを育てる上で大事なことをその理由と具体例、実践例を交えながら紹介しています。最終章では著者の代名詞ともいえる“パッション”~好き~は人生をかけがえのないものにしてくれるもの、人生を幸せと成功に導く非認知能力を育む入り口としてとらえ、子どものパッション~好きや楽しい~を探す方法を伝えています。

教育の現場で起こっていることの説明にとどまらず、家庭でだからこそできる、親だからこそできることがあるから伝えたい。そんな著者のパッションを是非感じてください。

~管理人のつぶやき~

心の強さがあれば人生が変わる。。。

あなたも、わたしも、だれでも。。。


天秤座新月のオススメ図書

2020.10.17

「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン
「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン

〝子どもにとって自然体験がいいとは聞くけど何をしたらいいのか分からない。〟
〝親である私は何も知らないので教えてあげられない。〟
時々そんな質問を受ける。

レイチェル・カーソンは
〜「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない〜
と言っている。

何も知らなくてもいいし
何かを見つけようとしなくてもいい。

自然はどんな自分も受け入れてくれる。
抱きしめてくれる。

きっと、自然の中で子どもが目の前で見せてくれるその姿が教えてくれる。
自然の中での出会いが、その子の五感や心になっていく。

だから子どもに委ねてみたらいい。
そして、子どもと一緒に本当の自分を生きたらいい。

〜以下、本文より抜粋〜
〝子どもといっしょに自然を探検するということは、まわりにあるすべてのものに対するあなた自身の感受性にみがきをかけるということです。
それは、しばらくつかっていなかった感覚の回路をひらくこと、つまり、あなたの目、耳、鼻、指先のつかいかたをもう一度学び直すことなのです。
わたしたちの多くは、まわりの世界のほとんどを視覚を通して認識しています。
しかし、目にはしていながら、ほんとうには見ていないことも多いのです。
見すごしていた美しさに目をひらくひとつの方法は自分自身に問いかけてみることです。

毎日森のようちえんで子どもたちの
センス・オブ・ワンダー=神秘的さや美しさに目を見はる感性 に触れるたび、私の中のセンス・オブ・ワンダーが目を覚ます。

この美しい地球に生まれた喜びを感じることができる喜びで満たされる。

 

だから私は今日も森に行く。

 

森のようちえんウィズ・ナチュラ

保育スタッフ ちひろちゃん

~管理人のつぶやき~

1965年に出版され今なお世界中で読み継がれているレイチェル・カーソンのラストメッセージである本書。

読む度に感じる振動。安堵と危機感。

恐れることはないと背中を押してくれると同時に、

踏み出さない大人への警告でもある。。。


乙女座新月のオススメ図書

2020.9.17

「常識を変える!親子で伸ばす自然な子育て」岡本麻友子著
「常識を変える!親子で伸ばす自然な子育て」岡本麻友子著

乙女座新月の今日、初めにご紹介するのはやはりこの本!

森のようちえんウィズ・ナチュラ代表岡本麻友子初著書『常識を変える!親子で伸ばす自然な子育て』(ギャラクシーブックス)

「読後には、明日を前向きに生きる自信が湧いてくる」「子育てしてるとかお母さんとか関係なく、自分らしく生きたい人に読んでほしい!」「自然育児に興味あるなしに関係なく、自己探求中の方、子供に関わるお仕事の方はぜひ読んで欲しいです。」「自分にとって、何が"自然か"勇気も湧くし、母である自分のこれからがますます楽しみになる」「母親・妻・嫁・娘でもない【自分】を思い出す。自分を生きることを思い出させてくれるバイブル本です」などのレビューが寄せられています。

本書には、最近よく目にする“自己肯定感”や“マインドフルネス”の考え、“本物の生きる力”などに通ずる著者の思いも綴られていますが、「これが正しい、こうすれば良い」という類いの押しつけではなく、自身の体験を踏まえながら「こう考えたら、こう捉えたら楽になるよ」とそっと背中を押して(またはさすって)くれるような、ふわっと心が軽くなる処方箋が隠されています。

何かに躓いた時、一休みしたい時、勇気がほしい時、、、もしあなたがそんな時を過ごしているとしたら、一度この本を手に取ってみて下さい。

~管理人のつぶやき~

「・・・深刻な時ってヒマ・・・」本書に出てくる一節です。

言葉にされると改めてそうだよな...と思いました。

“しんこく”ではなく“しんけん”に!貪欲に!自由に!


森のようちえんウィズ・ナチュラ季刊誌サステナme協賛企業様