nøgle~オススメ書籍 2021.4~


“nøgle(ノイレ)”は“鍵”という意味のあるデンマーク語です。

このページでは、森のようちえん関連、自然保育やウィズ・ナチュラのエッセンスを感じていただけるようなオススメ書籍をご紹介します。


牡牛座新月のオススメ図書

2021.5.12

『シェアリングネイチャー自然の喜びをわかちあおう』ジョセフ・コーネル著
『シェアリングネイチャー自然の喜びをわかちあおう』ジョセフ・コーネル著

緊張に満ちた心と体を癒す力のある牡牛座新月にオススメする本は、世界的なナチュラリストとして有名なジョセフ・コーネル氏の『ネイチャーゲーム1・2』の内容に加え最新アクティビティやコーネル氏からのメッセージ、新規書下ろしも追加された充実の一冊である『シェアリングネイチャー~自然のよろこびをわかちあおう』です。

コーネル氏自身の自然体験や子どもたちとの関わり、自然や人々への穏やかなまなざし、読みやすく魅力あふれる文章で綴られています。

(日本ネイチャーゲーム協会HP内容紹介より)

自然の中で行うネイチャーゲームの指導本のように捉えられる側面もある本書。

もちろん、自然教育活動における指導的立場の人に向けた言葉も多くありますが、本書の中でネイチャーゲームは“楽しく学び、五感を使って自然を直接体験し、自然から得た感動をわかちあい、自然の中で自分を見つめなおすためのアクティビティ”と表現されています。

~自然の喜びをわかちあおう~

単なる楽しいだけの体験に終わらないネイチャーゲーム。

コーネル氏は言います。”自然そのものが教師である”と、そして“指導者は参加者の関心を探す探偵である”と。

私は指導者ではありませんが、子どもたちの視線の先、想像の世界、心の奥底をできるだけ感じ取ろうと日々私立探偵気取りで子どもと触れ合う日々。まだまだ見習いですが、、、

またコーネル氏は自然教育のプログラムを一つの目的を持った流れ(フロー)としてどのように展開できるか(フローラーニング)を以下のように表しています。

熱意をよびおこす:対象に夢中になる→感覚をとぎすます:その熱意を集中させる→自然を直接体験する:集中することで心が落ち着き、先入観なく直接に自然を体験できる→インスピレーションをわかちあう:自然が与えてくれる感動をわかちあい自分の体験をよりはっきりさせる

野外にいても目の前のことに集中できず、心ここにあらず。そんな時に少し視点を変え周りを見渡してみると途端に表れてくる面白い世界。

フローラーニングによって引き出される心ゆさぶる深い自然体験は、「今」を完全に生きること、そして自分が自身より大きな何かの一部であるという理解、この世界の中で自分に与えられた本来の居場所の理解へと繋がり、あらゆる命への共感を広げてくれます。

本書では2人以上で出来る(1人で出来るものも!)アクティビティも紹介されています。

中には緑豊かな場所へ行かずとも庭先や散歩の途中で出来るようなものもあり、読んでいるだけでウキウキしてきます。

住んでいる場所や環境は様々でしょうが、自然と無関係に生きている人は地球上に一人としていないはず!道端に咲く草花、小鳥のさえずり、天からの恵みの雨、風、太陽、大地。

それらすべてがいつも私たちの目の前にあり、「一緒に今を楽しもう」とささやきかけている。そんな気がします。

 

森のようちえんウィズ・ナチュラ

年長児保護者クーチェ

~管理人のつぶやき~

「教育」(Education)という言葉は

「引き出す」あるいは「引き起こす」

という意味のギリシャ語が語源

楽しく一緒に体験し、感動をわかちあい、

寄り添うことで引き出される

その人の最高のもの。。。

そこにあるのなら、今すぐ。。。


牡羊座新月のオススメ図書

2021.4.12

「やさしさ」の教育 センス・オブ・ワンダーを子どもたちに 露木和男
「やさしさ」の教育 センス・オブ・ワンダーを子どもたちに 露木和男

2021年度最初の本を紹介してくれるのは、われらが代表のまゆさん。

このおすすめ図書コーナーで紹介してもらったレイチェル・カーソンの本「センス・オブ・ワンダー」で伝えられていることを日本の教育の現場で実践されている露木氏による、この国に生きる全ての大人に贈る本です。

内容紹介

人間の成長とは、「見えないものが見えてくること」
小学校の教員を37年間勤め、現在は早稲田大学で教員志望学生を指導している著者が、今改めて問い直すのは、子どもが学ぶことの意義です。何のために学校に通い、何のために学ぶのか? その目指すべき姿を、次のように表現しています。 

「誤解を恐れずに言えば、例えば子どもが磁石を学ぶのは、磁石について詳しくなるためでもなければ、資質・能力を身につけるためでもありません。磁石を媒介にして、先生と子どもが仲良くなり、子ども同士が仲良くなるためです。仲良くなるというのは、やさしくなることなのです」

「やさしさ」とは、私たちの存在が無数のつながりによって成り立っているということに気がつくことです。すべての存在に思いを馳せ、目に見えないつながりを見ようとすること、それが本当の「やさしさ」です。
そのつながりを体験的に、直観的に捉えることができるという意味で、子どもの頃の自然体験はきわめて重要だと言えるでしょう。自然界には、目に見える現象の奥に、目に見えない無数の関係性や変化などが潜んでいるからです。そして、子どもたちの中にある「やさしさ」を引き出すための鍵となるのが、「センス・オブ・ワンダー」なのです。

この本の〝「やさしさ」の教育〟というタイトルを目にした時、瞬間的に(ナチュラの子どもたちに育まれる最たるものだ)と心でつぶやいたのを思い出す。

「やさしさ」というものは、言葉で教えられるものではない。

そして、森のようちえんの子どもたちのように、四季の移り変わりの中で、動植物のいのちに触れ、自らがその自然の営みに心と頭を柔らかく変化しながら学んでいく姿勢は、ただ見えるものだけに振り回されるのではなく、見えないものを感じながら、そこにある不思議さに思いを馳せている。

子どもたちの想像力は無限だ。
そこには未来を信じ、自然を信じるチカラがある。

大人がそれを踏みにじらないようにしたい。

森のようちえんの大人たちは、子どもに学び、自然に教わる日々。
私自身もいつもいつも謙虚な気持ちを忘れたくないと思う。

そして、自然に触れられているからこそありのままの自分を大事にしたいと思わせてもらっているのではないかと思う。

自然が近くにあっても、気持ちをそこに向けていないと、自然とは繋がらない。

そして常に、自分自身も自然の一部だということを忘れてはいけないと思う。
それを忘れるから、自分を忘れてしまう。

本書は小学校の子どもたちの様子が多く出てくるが、小学校の先生はもちろん、子どもと関わる大人の皆さんに読んで欲しい。

ー自然のいのちとつながるとき、私たちは自己とそれを取り巻く世界を知るー


森のようちえんウィズ・ナチュラ代表 まゆさん

~管理人のつぶやき~

「矛盾は命を吹き込む」

問題があることが問題なのではなく、

問題があることに気付かないことが問題なんだろう

自然に、自分に、

見えている世界にも、目では見えない世界にも

没頭し、心に添い、心で思い、

更なる自由へと。。。


2020.9.17~2021.03.13 オススメ書籍

「あしのうらのはなし」やぎゅうげんいちろう作

「0歳からの足育(あしいく)のすすめ」玉島麻理・小野直洋・高山かおる著、武藤芳照監修

「こどもキッチン、はじまります」石井由紀子著

「一汁一菜でよいという提案」土井善晴著

「みんなのちきゅうカタログ」監修 ソーヤー海/絵 川村若菜/文 福岡梓

「北欧の森のようちえん」リッケ・ローゼングレン著 

ヴィンスルー美智子/村上進 訳

「非認知能力の育て方-心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育」ボーク重子著

「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン著

 

「常識を変える!親子で伸ばす自然な子育て」岡本麻友子著


森のようちえんウィズ・ナチュラ季刊誌サステナme協賛企業様